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『バレンタイン上等。』

いやあ面白いね。青春ですね。何度恥ずかしくて読むのを一時中断したことか。ほんのちょっと突っ込みどころがあるけど、まあフォローも入るし少々いっかと思う。満足さ。買ってよかったわ。キャラの印象以上に、話の展開、何の抵抗もなく入ってくる読みやすい文章が大きい。心理描写もいいし、盛り上げる所は盛り上げて、まとめ方もいい。早く次が読みたくなる。イラストの良し悪しは個人個人ですが、上手いと思うし、ちびキャラはかわいいし。全体的にいいどこだらけですね。
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『クリスマス上等。』

なんか読み終わった後は、いまいち納得の出来ない終わり方が気になって気になって数度読み返してもなんか消化できないが、まあそんなことを気にせんかったら結構面白かった。ボーイミーツガール、ヒロインのためだけの正義の味方。文句無いです。人生のためになるとか、頭を使うとかじゃなくて、ただただ二人の物語を楽しめる。突飛なキャラ立ちとかなしに、まあ普通の男の子がちょっと変った出来事に巻き込まれて、女の子と出会うとか。ちょっと危険な事件に巻き込まれて距離が縮まるとか。事件自体はまあそんなモンじゃね程度ですが、それに立ち向かうヒーローがカッコイイ。派手さやどでかさはないものの、地味にじわじわとこちらの興味を誘ってくる。次も読みたいと思いました。


『Fate/Zero Vol,1 -第四次聖杯戦争秘話-』

Fate/stey nightで断片的にしか語られなかった10年前の戦争。正直Fate/stey nightの方を知らないとあんまり楽しめないような。ファンとしては面白い限りですが。奈須きのこじゃないけど、しっかりとFateをやってくれている。思ったのが、戦争に参加する面子はあんまり魔術師らしくない人たちばかり。話の軸になる切嗣に綺礼から、間桐代表の作品一いい人で不幸な人雁夜、あとまだ謎の多い狂った殺人鬼、それにヘタレ。参加する利用も三者三様で個人的に雁夜には頑張って欲しいのですがだめなんですよね。てか誰一人として幸福にはならないのですが。全体的にFate/stey night以上に戦闘が主となるのか、戦闘の描写は呼んでいるこっちが鳥肌立つほどの盛り上がり。それと結構笑わせてくれる場面も。綺礼と時臣の金ぴか登場の際の会話とか、イスカンダルとか。イスカンダルの漢っぷりは最高。それにアイリスフィールとか。ここまでならだただた戦争が起きるだけ、しかも結構希望に満ちてるし、つーか普通ヒーロー陣は生き残って戦争も正しく終わりアイリスフィールは愛娘と再会できて夫と一緒に平和に幸せに暮らすもんなのに、なんであんな悲劇が起こるのか、ボクは一向に構いませんが。マダマダ始まったばっかで惨劇も悲劇もないですけど、これからどんな悲劇が起きるか今から楽しみですな。いやホント絶望のどん底まで突き落としてくれることを願うばかりです。そのあとFate/stey nightをやって救われるのです。


『DDD(1)』

良くこんな難解で頭が狂いそうな文章が書けるなと、帽子を脱ぐしかない奈須きのこワールド全開。しかし結構スラスラ読める不思議、
空の境界よりも読みやすい。主役キャラたちは死にはしないんだけど、可愛そうに脇役さんたちはドンドンとお亡くなりに。空の境界で、あれだけ人殺しはいけないと幹也が重く語っていましたが、命なんて軽い軽いとばかりに死んでいく。そういう物語の方針なのですが。主人公のアリカは力のぬけた自然体の生き方をするタイプで、カイエは人間を楽しく観察する役割と憎たらしいですが結構さっぱりした感じで嫌悪感を抱くことはない。建前など使わずに本音でづかづかと言い合う会話は、どんどんとこちらの心が廃れていきそうですが、面白いからいい。どの話も独特の場面転換やら意味深長な言葉遣いやらで、最後の最後まで読まないと事件の全貌がつかめないと難解。しかし面白さは相当。最後の年表から見て次で終るのか、その次で終るのかわかりませんが、早く次が読みたい。個人的に武内崇よりこやまひろかずの方が好きなので、イラスト的にも間違いない。あとファウストみたく話の途中に挿絵がなかった(個人的にイラストは別にどうでもいいので困りはしない)。


『化物語』

西尾維新得意の言葉遊びと異様なまでにキャラ立ちした登場人物、青春ラブコメに伝奇を混ぜた物語。八割が登場人物の馬鹿げた掛け合い、それが面白すぎる。笑いが止まらない。正直仮にこの物語に主題もクソも何もなくてもこの会話を読むだけで楽しい。そこいらの漫才よりも面白い。キャラとしてはやっぱ戦場ヶ原がいい。話を増すごとにあまり登場機会が少なくなっていくというヒロインしてはどうなのかと思うが、出てきたときの破壊力は最強。ツンデレですよ。主人公はどっか行動がfateの士郎に似ているけれど、あっちよりこっちの方が良い(ボクは士郎をあまり好きでない)。何だろうぶっきらぼうじゃないだけでこんなにも違うのか、いやある程度弁えがあるからか。なんでコレが上下巻で終ってしまうのか、もっと読みたい。


『有限と微小のパン』

S&Mシリーズのラストは本編約850ページの超長編。読んでも読んでもまだ半分もない、まだ3分の2もないと読み応え最高。結構長いけど全然だれさせない展開、途中で読むのを中断しようものなら先が気になって用事が手に付かない。天才・真賀田四季の登場でかなりぶっ飛んだ会話が面白い、終始彼女の手のひらの上で踊らされる。ここまで完全に人間を動かせられる彼女は素晴らしい、まさに天才。事件も面白いがこの真賀田四季の会話、思考はずっと彼女を見ていたいと思わせるほど驚きと発見の連続で飽きない。死ねといわれたら死ねる。さらにラストにはマジッすかとアホずらであんぐりと口をあけるしかない衝撃。ラストのラストで最高の話が来たS&Mシリーズ、ほかのことほっといて早くコレを読んどけば良かった。


『天国の本屋 うつしいろのゆめ』

天国の本屋シリーズの2作目。誰もが一度は読んだことがある絵本や童話を軸に誰にもわかりやすく、登場人物の生い立ちや行動に物凄く感情移入させられる文章、素直に感動できる物語です。主人公は少々根の曲がった性格の女性が、ヘルパーを通して過去のトラウマを乗り越えていく過程、ラストはやっぱりウルッと来る展開。この作品が持つ温かさは読んでいて本当に安心する。柔らかい水彩タッチの挿絵に引用文なんかで正味100ページ強ほどの内容なのに、読む人にコレほどまでに感動与えられる作品。マチガイナイ。でもやっぱ1作目の方が好きかな。


『マリア様がみてる クリスクロス』

今回こそ姉妹にという期待と2年生3人がそろい踏みの表紙に興奮、始まっていきなり桂さんの登場にビックリし、最初の挿絵が頬を赤らめる祥子様と祐巳とのヴァレンタインのやり取りで完全に今作にロックされました。前作の面白さをそのままに、祐巳を含め各々の視点から見た描写、心情劇。一人ひとりの感じ方を、一つ一つ見せてくれる。ただ季節のイベントをこなしてきた時期と違って、この作品の核にある姉妹問題がかかわってきた今は、最初の頃のような面白さが戻ってきた。今作でもラストに近づくにつれこれでもかっていうぐらい盛り上がる、しかしよっしゃ来たと思ったら次巻へ続く、一番良い所でおあずけって、漫画とかと違って来週、来月には続きが読めるわけじゃないのに、このテンションをどうすれば良いのか(本誌を買えばいいのか)。まさかこんな止め方をされるとは。いやしかし、これで次巻ではマチガイナイ。あの乃利子との会話の後にあった瞳子ちゃんの心のうちもきっちりとやってくれるだろうし、早く次が見たい。それにしてもやっぱ二年生トリオはいいね。
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