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『サクラサク上等。』

最後の最後までこの作品の持つ疾走間を失わず、テンション高いままに書ききってくれた作者に感謝。何も言うことはない個人的に大満足で大団円。これで終るのが惜しいが、ここで終らずにいつ終るのかっていうぐらいラストなのでしょうがない。ラノベと呼ばれる類の殆んどは読んでもいまいち消化不良な作品が多かったが、これはオモロかった。リアルタイムでおえたのが結局前作からの2作だけと言うのが悔しい、もっと早くこの作品に出会っていればよかった。次回作は最初から追っかけたい。ホント良かった。このシリーズ、このラスト。それもこれも槍ヶ岳がメガネだったおかげですな。メガネ万歳。
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『ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる』

ミカコの視点の「あいのことば」、ノボルの視点の「ほしをこえる」と別々の視点から10年間のストーリーが展開されていく。「雲のむこう、約束の場所」でもそうだったけど、この人の文章はとても新海誠の作品とマッチしていると思う。あの映像美と音楽を文章で読めるのはとても嬉しい。それに原作にはなかった新解釈も入ってより深くなるストーリー。原作の感動そのままでハイクオリティ、ロマンティックな物語に胸が締め付けられグッと来る。すべてのことはタイトルに集約されていて、まさにそのまま。ハッピーエンドではないけれど、2人の生き方には涙しますよ。とても良い話でした。原作アニメーション、漫画、それにこの小説とメディアミックスされているけど、それぞれ描写が違うのですが、全部面白く感動する。でもこの小説は、いきなりこれから読むのではなくて原作アニメーションを見てからのほうがタルシアンのビジュアルなどが想像しやすいと思う。


『雲のむこう、約束の場所』

新海誠の詩的でセカイ系なアニメーションを綺麗にノベライズされている。原作のストーリーで語られなかった部分も原作の持つ繊細さそのままに書かれていて、原作以上にわかりやすく、とても感情移入できる。原作では殆んどぼくと親友と彼女の物語だったけど、東京に行った浩紀の女友達が出てきたりと一層ストーリーに深みが出ていて引き込まれる。そしてラストの原作にもなかったエピローグは、切なすぎる。あのままでも幸せなのに、あえて別れて生きていこうとするなんて、深くとても切ない。涙が止まりません。原作のアニメーションもとてもいい話でしたが、こちらの方がわかりやすく、引き込まれやすい。原作のイメージそのままに、さらに独自な部分を入れてこんなにも素晴らしい作品に出来た加納新太の文章力は素晴らしい。ただ原作が良くて、文章でもあるならこっちも見ておこう程度の心持だったけど、まさかこんなにも感動させられるとは思わなかった。特にエピローグの切なさは、涙腺が弱い人は紙面が濡れないよう注意。サユリの最後の台詞は思い出すだけで胸にこみ上げるものがある。


『マリア様がみてる あなたを探しに』

表紙からして期待をせずにおれず(ホントいいよねこの表紙)、期待に胸を膨らましてました。でも、あと一歩かと思いきや、完全にはまだあと半歩残された。しかし、マチガイナイことには変わりなく、てか次の頭には彼女の首にはロザリオがかかった状態かな。白と黄色のデートはデートで面白いですが、やっぱ赤色。遂に瞳の口から彼女の過去の告白。ここまできましたね。よかったね祐巳。とかボク何様やと言いたいが、ほんといい話でした。おあずけでしたが、待ちました。ごちそうさまでした。


『サクラ上等。』

相変わらずのハイテンションぶっ飛びエンタテイメント。世界なんか知ったことか、好きな子のためなら命だって賭けるぜ、うわあ恥ずかしい。が、カッコイイ。途中ヘタレたって、きっかけ一つで愚直なまでに突っ走る。シリーズ佳境とあって、最高にハイテンション。物語もボクも。今巻最初から最後までオモロイ。テンション的にも、シリアスな時だって高い。熱い。だが、次巻でラストっていうのが悲しい。


『幸福な遊戯』

ミステリだラノベだと娯楽性溢れるものばっかり読んでるので、こういう心がほっこりする話はとても新鮮。短編が3篇収録されていて、どの話も家族や幸福や働くことなどしっかりとしたテーマがあってとても考えさせられる。特に「銭湯」での夢を追い続ける自分と夢を諦めて安定していく自分は、とても現実味溢れる物語でした。しかしなんだろう、とても明るいとはいえずむしろ暗めの話なのに、吹っ切れたり希望を持てたりする不思議。とにかく面白いと言うか、いい話。


『どきどきフェノメノン』

なんちゅータイトルじゃ? と見た瞬間びっくりですよ。森博嗣の恋愛小説ってだけで興味あるんですけど、どきどきって、ねー。ただ全然一筋縄じゃない。主人公が理系女子大生っていうのは、まあ普通として、趣味がストーカーですからね。すげえ。周りの人たちも濃いのばかり、正直個人的にご免被りたいけど、キャラ立ちっぷりがオモロイ。文章は相変わらずの理系な単語に言い回し、それに言葉遊びがあったりと思わずクスリとしてしまうテンポ。ミステリっていうには簡単で、ラブ・ストーリィとしてはかなりぶっ飛んだ内容。ちょっと個人的に盛り上がりきれなかったけど、普通に(ボク基準)オモロかった。


『イーヴァルディの勇者』

今巻でもう買うのやめよっかなって考えとったけど、今巻がおもろかったのでまだとうぶん買い続けようなかなと思った。いい感じのラブコメ、最初の頃のような冒険活劇。ココロオドルってやつ。このくらいがいいよね、あんまり血生臭くなくて。序盤いい加減にしろよお前等って思ったけど、最後はね、よかったね。でも次巻ではどうなるかわからんけど。だってこいつツンデレだもの。もっとも一番良かったのはアニエスさんですが。ぶっちゃけ今この人の心境が一番シリアスですよ。負けるな。挿絵がむっちゃけしからんけど、そこを我慢すればいい感じですよ。
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