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『有限と微小のパン』
S&Mシリーズのラストは本編約850ページの超長編。読んでも読んでもまだ半分もない、まだ3分の2もないと読み応え最高。結構長いけど全然だれさせない展開、途中で読むのを中断しようものなら先が気になって用事が手に付かない。天才・真賀田四季の登場でかなりぶっ飛んだ会話が面白い、終始彼女の手のひらの上で踊らされる。ここまで完全に人間を動かせられる彼女は素晴らしい、まさに天才。事件も面白いがこの真賀田四季の会話、思考はずっと彼女を見ていたいと思わせるほど驚きと発見の連続で飽きない。死ねといわれたら死ねる。さらにラストにはマジッすかとアホずらであんぐりと口をあけるしかない衝撃。ラストのラストで最高の話が来たS&Mシリーズ、ほかのことほっといて早くコレを読んどけば良かった。
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