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『緑の午後』

前作は甘かった、いやシリーズとしては甘いのだけど、今回はちょっと苦かったか。こいつらが幸せなのは良いが、周りの人がね、ちょっと可哀相よね。がんばれ星野。のろけのろけの連続か、でも最後に含んだ台詞があったり。こっから一気に暗い暗い闇へ進んだ展開だといいのになと思うボクはひねくれすぎか、だってこいつらの甘い生活をずっと見せられるかと思うとねえ。まあそのときの自分の気分次第だけども。短編の丈の話はとても良かった。こういう感じで脇役視点の話が今後も入るんかな? こういうのいいわ。シリーズも半分、早く幸せになればと思う反面、どん底が見たいと思うボクはクソやろう。
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『雪の降る音』

すれ違いもすれ違い。いやもういっそドロドロの泥沼まで嵌まって嵌まって、抜けれない底まで落ちてしまえば良いのにと思う。だって結局甘い甘い場所に落ち着くんだから。展開的にもシリーズとしての安定も安心して、さらに気軽に読める所が良いのだが、フジの昼ドラばりにアレでもいいかなと思う。だって甘すぎる。
  

『星界の紋章』

何で今更? と自分でも思う。いつか読もういつか読もうと思い続けて早何年だ。けどやっと読むことが出来た。そして読んで後悔。何でもっとはやく読んどかなかったのかと。『夢の木が接げたなら』は近未来的な物語だったが、スペースオペラの壮大さ、冒険譚な所も心躍らせられてかなり面白かった。壮大な設定に人工言語というSFな所に登場人物たちの個性、軽口を叩き合うような会話が面白くて3作一気に読みましたよ。なんかもう息もつかせぬストーリーでたるむ所がなく最後までだらけない。ただルビがアーヴ語なのがちょっと苦労するかなというぐらい。まあ他のトコがよすぎてそんなの気にならんけどね。そしてラストは素晴らしすぎる。痺れる。これ以上ない。いまじゃ「であろ」がマイブーム。高貴で有無を言わさないオーラにバンザイ。


『彼女の朝』

こいつらここまで来て何もせんとはどうなんさ? 健全を通り過ぎてもはや不健全でしょ。と、なかなか進展しない二人がいるものの、個人的にはあまり変化を望まないたちなので幸せならそれで良いじゃんと思うボク。こちらからすれば少々物足りないが、とても読みやすい文章に、きちんとツボを抑える展開はとても面白いのだから、のんびりでもいいやと思うボク。とりあえず、なんとかして先に進もうとするが、かれんに甘く優しすぎ、一筋縄で行かない恋に頑張る勝利に幸あれ。


『僕らの夏』

前作より面白い。何度も読み返したい。そう思った。ストーリー展開も良い場面が多いし、何より読みやすい。そして時に茶化され、時に壁に当たったりする初々しい青々しい二人を見るのが面白い。いやもう、一体どんだけ初心なんだこいつらって言うぐらいうだうだしてますが、それも含めて面白い。でも、10巻までとさらにはsecond seasonなる物が今度出るらしいが、ボクはこの甘い作品を読み続けられるのか? それが心配だ。だってメガネ出てこんし。


『キスまでの距離』

かれんは可憐なんだろう? 年上のお姉さんが良いだろう? そりゃ良いさ。彼女といれば世界は明るいって事だろう? まあそういう事だろう。もろタイトル買い。村山由佳だし、良いだろうなって思って。「おいしいコーヒーのいれ方」ってのに魅かれた。サブタイはまあ気にせんとして。別においしいコーヒーの事を指南してくれるような内容じゃないっていうのは知ってたけど、つまりあれか早々に両想いになった響子さんと五代くんの話か、それで中沢が三鷹さんか。そりゃオモロイわ。これからうだうだと温い関係が続くのか、続かないのかは追々わかるとして、とにかくかれんは可憐なんだろう。マチガイナイ。メガネだったらもっとマチガイなかった。それが残念だ。
 

『わたしたちの田村くん』

巻頭にある文章付きカラーピンナップの淡々とした雰囲気がとても良かった。少々中身が悪くても、それだけで充分満足できるぐらいグッと来た。でも、中身も充分満足できる作品。ラブありコメありちょっぴり切ないところがあったり、キャラクターだけに走らず、ストーリーできちんと読ましてくれる。変にひこずるような長編ではなく3話で完結っていう短さもいい。キャラクターも魅力的だし、ちょっとぶっ飛んだ思考も面白い。勉強バリバリの兄にスポーツ万能の弟を持った主人公って変にすれてそうだけど、全然そうじゃないところは素直に関心。見事なストーリーに愛すべきキャラクター、傑作ですね。買ってよかった。ただ残念なのは一人もメガネが出てこなかったこと、それだけが残念だ。


『獣たちの夜』

コミックもアニメもBLOODはすべて読みましたが、押井守自身が書くBLOODは一体どんな物かとページを開くと漢字だらけ。ビックリするほどの量。大丈夫か、読みきれるのかと危惧しましたが、結構面白く読めた。当時の学生運動を実態と少年たちの足掻こうにも足掻ききれない、中心にいても深く関れないでいる絶望。暗い、ひたすら暗い。そしてこの暗さがたまらない。後半の永遠に続く哲学の長ゼリフ、人間とはどういう生き物なのか。深い、とにかく深い。言葉にならないくらい。小夜も翼手も殆んど出てこず、さらに気が狂うほどの長文、アニメ的な展開目当てだと確実に引いてしまう、かなり読者を選ぶ本だが、それさえ乗り越えれば必ず何か残してくれる作品。
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