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『ひぐらしのく頃に 鬼曝し編』

ボクが始めてひぐらしに出会ったのはこの作品で、始めてみたときは相当の衝撃を受けた。掲載誌がコンプエースというギャルゲーのコミカライズ版で萌えを前面に押し出した絵柄の作品が多い中で、これでもかというぐらい飛び散る血。狂気に染まった表情。血。血。血。気持ち悪い。その時は4話を読んだだけなので一体なんのこっちゃ分からず、あまりの怖さに敬遠していたのですが、原作に手を伸ばしたついでに、しかも外伝的ストーリーということで今しているゲームのほうには影響が少ないので古本屋で買ってみた。

この作品も例に漏れず残酷描写の連続、血の量が半端じゃない。そして、作画担当の鬼頭えんの画力も素晴らしく、狂気に満ちた表情、生々しさをよく表現できていると思う。ゆえに怖い。ストーリーも読んでいる最中は、その残酷描写が目立つが、ラストには今まで起こっていたことの異常さを改めて認識させられて怖い。原作ほどの謎めいた要素は少ないですが、ラブコメを絡めたストーリーはとても読みやすく、ラストまで綺麗に話が繋がるので分かりやすい。ただ夏美の狂気は説得力に欠け、単に精神の疲労でかたずけられるような物ではないと思う(勘ぐりすぎか?)。もしかしたらこれも、全てをプレイすれば解ける謎なのかもしれない。この話自体はあまり原作ゲームのほうにリンクする所は少ないが、「嘘だッ!」や「ごめんなさい」の繰り返しなどは、やはりこれも「ひぐらしのく頃に」なんだなと思う。ラストはバッドエンドともハッピーエンドとも取れるような終わりかたですが、この主人公二人には幸せになってほしいと心から思えるほど、感動移入させられる素晴らしい作品でした。それにしてもこの制服のデザインは斬新だ。
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『みなみけ(3)』

じわじわと世間に浸透中のみなみけの第三巻。もうひとつのみなみけの登場で男子キャラもふえ、登場人物が覚えられない(記憶力が無いだけ)。チアキに弟が出来たり、藤岡が嫉妬したり、ここにきて面白さも倍増。コレが一年に一冊しか出ないのが惜しい。3姉妹のただの日常の掛け合いがなんともいえない。「フロ場をたきつけてくる」「おふろはたいてあるじゃない」の流れや、「甘いものをなめないでください」「アメでもなめてんのか?」など、些細なことだけどすごく笑える。そして今回一番カッコよかったのが、黙っててもしゃべっててもおかしな保坂先輩、ワンパンを片手で受け止めての一言。むっちゃカッコええのに……惜しい人です。後、そろそろ登場人物欄を何とかしてあげて欲しい。登場人物の多さの割りに少ないし、人ではないふじおかが少ない枠を取っているのは、どうなんだ。内田とか内田とか内田とかを入れてあげて欲しい。次はまた来年。次の表紙は誰なのか、トウマか、内田か、ふじおかか。答えは一年後。長い。


『死にぞこないの青』

幻冬舎から出た「死にぞこないの青」と「暗いところで待ち合わせ」とスニーカ文庫に収録された「しあわせは子猫のかたち」のコミカライズされたもの。どの作品も乙一の原作小説の雰囲気を壊さずによく描けている。絵柄も女性らしい画風だが男が読みにくいというわけでもなく、きれいで読みやすい。どれも名作ですが、特に「しあわせは子猫のかたち」が漫画化されたのは嬉しい。小説を読んでいて思わず涙が出た名作を絵でしかも原作と変わらない雰囲気で読めたのは本当によかった。漫画なので話を結構はしょっていますが、原作を読んでいても違和感がない話の進め方、キャラクターデザインに二重人格とも思える乙一のヴァイオレンスな部分も切ない部分も完全にものにしている作者は素晴らしい。、乙一の小説は読んでいないが興味があるという人はこの漫画から入ってもいいと思う。本当に乙一の小説を全部この人がコミカライズしてくれればいいと思う。


『魔法先生ネギま!(16)』

やっと学園祭も終盤、本体表紙には次巻で学園祭もクライマックスとのこと。長かったですね。ただ萌えばかりでなく少年漫画らしい燃えの部分も取り入れ、このシリーズはアンケートの結果もよろしかったようで。長い長いといいながら浮き沈みも無く面白い漫画を提供できるのは作者の力量の賜物です。終盤ということで色々な伏線もわかりだし見所満載ですが、ファンタジーを否定しながらもそちらの世界へ足を突っ込んでいく千雨がいい。最期には仮契約もしちゃうし、多分今巻で一番目立ってた。ただ少年誌らしい展開も結構だが、もっと温いラブコメがみたい。ネギの故郷から幼馴染がやってきてネギを取り合うみたいなハーレムものの王道を。学園祭が終ったらこういうのもやってほしい。そして今巻で何よりもよかったのは、カバー折り返しのひなたガールズの制服姿のイラスト。やっぱラブひなはいいね。


『のだめカンタービレ(16)』

いつのまにか16冊も出てたのですね、買い始めた頃はまだ千秋がSオケで悪戦苦闘してたのですが。この作品の魅力は、決して漫画を読んでいて音が聞こえてくるわけではないのに、絵を見ただけで一体どんな演奏がされているのかわかる作者の表現力、それとエキセントリックなギャグ。本当に登場人物が変わろうと、舞台が変わろうと変わらずに笑わせてくれる。千秋が常任になったマルレオケのリハ~本番までの流れでまじめな音楽漫画をやるなかでのギャグの割合は、どっちに偏ることなく安定している。この息のつかせ方はこの作者特有の物。リュカが大きくなったり、ターニャが美人になったり、個人的に赤毛が気になったり、千秋の父が登場したり、16巻盛り上がってます。今回のパンチラインとしては「動かぬターニャだ」、うまいこといってます。


『すべてがFになる』

あの森博嗣の「すべてがFになる」の漫画版なわけなのだけれども、ボクは絵柄にちょっと戸惑った。全体的に冷たくて、なんか怖い。あの難解な物語を漫画で読んだらどうだろうと思って買ったが、ちょっととっつきにくい。文章でしかわからなかった博士の部屋なんかを絵として見られる辺りは良いが、先生や萌絵などの人物は結構イメージと違っていた(その辺は人によって違うと思う)。物語は一冊に上手くまとまっているが、やっぱり絵柄の好き嫌いで、この話の印象は変わると思う。慣れたら結構原作の雰囲気のまま読めるのだけれど、犀川先生ってこんな人だっけ、萌絵ってこんなにバカっぽかったっけって思うこともしばしば。四季博士の死体も夢に出そうなくらい怖い。普通漫画のほうが、絵があってコンパクトに要点も捕らえていて読みやすいが、コレに限っては小説を読んでから読んだ方がいいと思う。この独特な絵柄のせいで森博嗣の世界を敬遠することが無いことを望みたい。


『Rozen Maiden(7)』

6巻の伏線を回収しつつ、深まる謎。第7ドール雪華綺晶の登場。雛苺も退場し、ほのぼのから段々とシリアスに。雪華綺晶と水銀燈との接触は、これからの展開に大きく絡むであろう見所。雪華綺晶は、一人悪役なポジションだった水銀燈以上の黒幕のようで、微笑む姿は不気味。水銀燈も契約を交わし、内面的にも変化があり、みっちゃんと衣装を作ったことによってのジュンの成長も、ひと話を前へと進めています。雛苺が雪華綺晶に追い詰められていく姿や雛苺の世界などを読んでいて、ローゼンメイデンってこんなに悲しい物語だったっけって思うほど、物語が動き、今までで最高の盛り上がりを見せています。


『ToHeart2 colorful』

「なんかハーレムマンガ読みてえ」って思って買った、後悔はしてない(かなり恥ずかしかったが)。原典はゲームです、内容も知りません、ゲームの評価の方も知りません、マンガがよければいいのです(ファンに失礼)。電撃大王でも連載していますが、絵柄的にこっちの方がよかった。とりあえず、ちゃんと頭身がしっかりしてて、絵も綺麗、主人公のデザインもいやみじゃない。主人公が女性恐怖症ていう設定は、ほとんど破綻していますが、そんなことは野暮です。片っ端からヒロインに対してフラグたてまくって全員を好き好き貴明くんにすればいいのです。個人的に、貴明の行動にやきもきするタマ姉がお気に入り。でも、タマ姉ENDってことは無いだろうな、メインの次に来るヒロインは、登場回数が多い割りに報われないことが多々。奇跡よおきろ。表紙も恥ずかしいし、中身も恥ずかしいマンガだけどボクが衝動的に読みたかったものとしては十分です。
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