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『エンジェル・ハート(20)』

この物語も遂に20巻。毎回の心温まるエピソードは、シティーハンター以上です。一応シティーハンターの面子も出てきますが、パラレルワールドということで、シティハンターを知らなくても楽しめる。シティーハンターが依頼人を助けるという本筋は変わらないものの、以前より、家族の絆に重点を置いて描かれているような気がする。ただ、マンネリになりつつある感じも否めませんが、まだまだ十分読める段階。女性キャラの書き分けも出来てますし、シティーハンターより面白い。今回、久しぶりに冴子が登場(ホント一瞬誰かわからなかった)。
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『紳士同盟†5』

脳みそとろけそうで、全てに乙女フィルターがかかり、一皮向けば同じ内容。少女マンガに求められるのは、乙女チックなラブコメでどれだけハッピーかだと思いますが。この人は基本はラブコメにせよ、少女マンガには珍しいシリアスまっしぐらな展開。リボンというあまり読者層は高くないような雑誌において生と死や性などを書きよく受け入れられたなと思います。絵の上手さはもちろんのこと、話の進め方、細かい裏設定等これだけで、十分面白いのですが、この人のすごい所はなんといってもトーンの使い方。人物の心象をトーンで表す表現力は、多分誰も真似することは出来ないでしょう。今日本で一番トーンを使うのが上手い人だと思います。話は、皇帝が実は影武者だったという所で終了。そして、影武者の名前も初登場(自信ないが)。話は、非の打ち所がない出来で、巻末に収録の短編では、草芽と小牧のお話。タカビー、黒髪ウェーブ、リボンとキャラデザが凛に見えてしかたないのですが、草芽にベタボレなところを見るとそうでもないなと思う。この話、普通に少女マンガしてて、みてて恥ずかしくなるようなトコばかりです(男にゃよめねえ)。にしても、最後は酷い(あれか、脳がとろけちまったのか)。のだめやハチクロ(これはどうだろう)みたいに男が読めるような話では無いですけど、読むならこの人か槙ようこだけですね。


『さよなら絶望先生5』

今の現在の日本、日本人を痛烈に絶望する風刺漫画。改蔵の頃とほとんどやっていることは一緒ですが、こちらの方がわかりやすい(購読層のちがいからか)。周りを見ても改蔵のネタじゃあマガジンでは無理そうですし。毎回毎回の背景の書き込み具合はすごい。ストーリーよりも背景で笑えることも多し。マガジン掲載時よりも書き下ろしも多く、時事ネタなんかは結構変わっている。最近は、千里が羽美下してしまい、オチは専ら彼女の暴走です(血なまぐさい)。今回も、おまけページの内容はすさまじく、毎度の告訴状に絵画展、紙ブログは神がかってます。マガジンで読んでいるため、どちらかというと興味はおまけに傾く。特に、紙ブログは彼のネガティブな感情、生き様を面白おかしく書いていて面白い、彼は物書きでもいけたと思う。ところで、ハープの置ける家とは彼の家の事を言っているのだろうか。


『ハヤテのごとく!8』

遂に、表紙イラストに咲夜が登場、そしてメインヒロインのナギは登場せず。最近。やたらと登場する咲夜(一時期は全然登場しなかったのに)。中表紙には、バックステージで補完されたエピソードのイラスト――ホントいいお姉ちゃんです――。作者にすら忘れられ、一人称も定まらなかった咲夜がここに来て日の目に当たりだしました。メインヒロイン押しのけてのハヤテのごとく初の水着(しかもカラー)。今回は、ヒナギクファンにはたまらないエピソード収録。あの新婚夫婦のような会話にどれだけの人間がもだえたことか。もう、ヒナギクがメインヒロインでいいんじゃね。ナギは表紙から下ろされ、メインで登場する回も一つだけ。おまけコーナーは生徒会に(主にいいんちょ)にジャックされました。応援はしません(ヒナギク派)。同じメインヒロインのマリアさんは、出番は少なくとも、ちゃんと心に残る登場を。女子高生のコスプレ(+メガネ)したり(17歳ですけど)、主釣ったり、禁則事項ですって言ったり(本誌ではヒミツですだった)。いやあ、まさかこんなに続くとは思っても無かったけど、もう8巻、まだまだ終りそうにない。本誌では、もうすぐ100話ですけど、ナギの漫画はやるのかな。


『School Rumble14』

バレンタインから修学旅行の途中まで収録。限定版には、修学旅行の写真が付いてくる(これは全部一緒なのか?)、それと表紙のイラストが違う。表紙といえば、13巻から二人ペアで登場していますが、ソロの特に姐さんが登場していません、メインキャラなのに。本編としては、天満と播磨が主人公ですが、天満の方はほぼ納まりつつあり、後は播磨がどうなるかってところですが、今回の修学旅行篇で、旗派には嬉しい展開が。ただ、一番いいところで終わり、次の巻までまたぎます。♭の方では、珍しくお色気描写が多い。この漫画では初めてではなかろうか。この物語、寄り道が多く、なかなか前に進まない所がわずらわしい。でも、本誌の方では2年生も終盤でこれから一気に行くのか。個人的には、彼の性格的に周防とくっついて工務店を継げばいいと思う(鉛筆派)。


『ハチミツとクローバー10』

遂に感動の最終回。読んでいると恥ずかしくなるような甘酸っぱい話を最後の最後までやってくれました。最後の胸キュン展開は、グッと来る。読んだ後の感情は、味わったことの無いような未知の領域。これだけ、笑えて、泣けて、甘酸っぱい青春ストーリー、本当にすごい。ラストがまさか竹本でも森田でもなく、先生にもっていかれるなんて全くもって思わず、「金は返すが はぐは返さんっっ」だなんていう、大人な立場貫いていた先生が青春様来訪と共にした王様発言はカッコよすぎでした。全て片思いという設定から始まった物が、紆余曲折あろうとも綺麗に落ち着いたのは見事。今まで読んできた少女マンガの中では間違いなく一番。売れてもいますし、アニメにも映画にもなっていて知名度は相当な物ですが読んでいないなら絶対読んでいたほうがいい。

本編としては一冊の六割ほどしかなく、後は番外編と短編が2編収録されています。その中でも『星のオペラ』という作品が素晴らしい。コミックキューで「もしもドラえもんの秘密道具があったら」という特集でやったものらしく、今作では暗記食パンを使って書かれています。暗記食パンといえば、ノートを食パンに写し、それを一定期間忘れないという、試験の前にはあればいいなと何時も思っていましたが(実際にドラえもんでもそういう風に使われていました)、まさか緊急事態で自分たちのことを覚えておいてもらうために使われるなんて、あまりにも感動的なストーリーに涙しつつ、自分の浅はかな考えに申し訳なくなりました。この試験の裏技的な秘密道具を、こんなにも素晴らしい物語に出来る羽海野チカは本当にすごい漫画家です。


『げんしけん9』

今回は荻上さんの荻上さんによる荻上さんのための一冊。終始荻上さんづくし。荻上さんが出ていないページなど10ページにも満たないんじゃないかっていうぐらい、荻上さん出ずっぱり。雑誌では笹原とくっついて一気に卒業式まで飛びましたが、単行本ではその間の空白の5ヶ月を書き下ろしで載っています(何故連載しなかったのって思うけど)。それにしても、荻上さんは大変だ。過去にあんなことがあったらトラウマになりますし、死にたくもなります。だけど、そんな過去を乗り越えた荻上さんには幸せになって欲しいです。9巻は年末らしく、限定版には同人誌も付いてくるということなので、本編書き下ろしの残り3か月分と同様楽しみです。


『真月譚 月姫4』

佐々木少年の書く月姫の第4巻。開けた途端にあるさっちんのカラーイラストがとても切なくいです(本編には関係ない)。ドコまでゲームのシナリオでどこまでオリジナルなのかわかりませんが、相当面白い。オビに書いてあるには、秋葉VSシエルはオリジナルエピソードらしい。この戦い少々狂気に満ちてたり、シエル先輩の指の骨がまる出しだったり、目に黒鍵を突き刺したりと恐ろしい所ばかりです。黒焦げになったシエル先輩を見て高笑いを上げる秋葉は恐ろしい。今巻で一押ししたいエピソードは第三十話、「何がわからないの?」から「当たり前じゃない!!」の流れが最高。佐々木少年は、絵のほうもそこまで原作と全く違うわけでもないし、画力もコマ割りも話の進め方も漫画家としてかなりレベルが高いと思う、ほんとこの作品を書くために漫画家になったんじゃないかって思うぐらい上手い。ゲーム原作の漫画ってのは、いまいち消化不良に終るものが多い中、これだけハイクオリティーな漫画を出してくれるのは本当に嬉しい(元がいいのも多少あるでしょうが)。原作をやれないぶん、僕の中の月姫はこの佐々木少年版だけなので、見事に終らせて欲しい。アニメがアレだったぶん、本当に切に願います。
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