
『Rozen Maiden(7)』
6巻の伏線を回収しつつ、深まる謎。第7ドール雪華綺晶の登場。雛苺も退場し、ほのぼのから段々とシリアスに。雪華綺晶と水銀燈との接触は、これからの展開に大きく絡むであろう見所。雪華綺晶は、一人悪役なポジションだった水銀燈以上の黒幕のようで、微笑む姿は不気味。水銀燈も契約を交わし、内面的にも変化があり、みっちゃんと衣装を作ったことによってのジュンの成長も、ひと話を前へと進めています。雛苺が雪華綺晶に追い詰められていく姿や雛苺の世界などを読んでいて、ローゼンメイデンってこんなに悲しい物語だったっけって思うほど、物語が動き、今までで最高の盛り上がりを見せています。
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