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『ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる』
ミカコの視点の「あいのことば」、ノボルの視点の「ほしをこえる」と別々の視点から10年間のストーリーが展開されていく。「雲のむこう、約束の場所」でもそうだったけど、この人の文章はとても新海誠の作品とマッチしていると思う。あの映像美と音楽を文章で読めるのはとても嬉しい。それに原作にはなかった新解釈も入ってより深くなるストーリー。原作の感動そのままでハイクオリティ、ロマンティックな物語に胸が締め付けられグッと来る。すべてのことはタイトルに集約されていて、まさにそのまま。ハッピーエンドではないけれど、2人の生き方には涙しますよ。とても良い話でした。原作アニメーション、漫画、それにこの小説とメディアミックスされているけど、それぞれ描写が違うのですが、全部面白く感動する。でもこの小説は、いきなりこれから読むのではなくて原作アニメーションを見てからのほうがタルシアンのビジュアルなどが想像しやすいと思う。
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