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『薔薇の花かんむり』

帯がネタバレしすぎて思わず書店でのけぞったではないか。前の話のラストでロザリオを渡したのならともかく、アレはないでしょ。それはともかく本編は今まで紆余曲折だったせいか、物凄く何事も起こらず進む展開。祥子さまの奇行というか謎めいた行動なんて些細些細(たぶん免許だと勝手に推測、そして遊園地デートにはそれに乗っていく気だ)。てか皆さん浮かれすぎ、どことなくテンションがおかしい。特に乃梨子ちゃんはもっとギラギラしてたはず、なんですか南京玉簾の時の顔は、彼女はもっとギラついてた。祥子さまは酔っ払うし、瞳子ちゃんはドリルを解くし(誰かわからん)。典さんだけだねキレてたのは(ほぼ文字通り)。いやもう、とても幸せそうで良いのだけど、もっとギラギラした山百合会を。それにしても、せっかく姉妹になれたのにどこか影の薄い瞳子ちゃん。呼び方とかも引っ張らずさらっといっちゃったし、自らアイデンティティを潰したり、でもとにかく良かったですね。
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『キラレ×キラレ』

小川と真鍋が姉と弟みたいで、なんかこの二人を見とるだけで、この小説の半分近くを満足しているボク。連続切り裂き魔とかは、ただの付属だよね。と、ミステリ部分を半ば無視してるけど、それほどまでに姉と弟ってのが個人的にグッド。それと西之園さん。今回は前回よりも出番が増えていて、それだけでも満足。いやもう個人的には小川が悩んでいる事件を横から颯爽と解決するぐらいの活躍をやってくれても良いわけだけど、そんなキャラじゃないしね。なかなか聞き込みとかまさに探偵みたいだし、事件も新鮮だったし、このシリーズはきっちり一つの話が終るから、好き。


『ひぐらしのなく頃に 第一話~鬼隠し編~(下)』

圭ちゃんがぶちきれるのは、ここからな訳だけど、先を知ってるからかどうもいまいち盛り上がりきらないのは、なぜか。あの背中がゾクゾクッと来るような恐怖が少ない。これが初めてだったらまた別の感想もあっただろうケド。まあ話自体は面白いから、特に買って損したとかはないのだけど。にしても圭ちゃんは逝っちゃってるなあ。


『暗黒童話』

買ってからもう一年ぐらいたって、もうこのままかなと思ったけど、時間が空いて、夏だし怖い話ってノリで読んだ。でも怖いっていうかグロいの方が強い。なかなかのグロ描写。話の構成も、さすがじゃなあと感心するし、主人公の人物像もいいし、いやあ乙一すげえなと。ホラーでグロでミステリ調で、ラストは切なくも決して悲しくはない物語。読んでよかった、よかった。ホント主人公の持つ強さは、今まで読んだ中で上位に食い込むぐらい好き。
 

『真夜中の五分前』

この人の主人公は、他人が必要ないぐらい個人で完結しすぎてるっていうか、人間らしくなく他人と上手く生きられないそんな人間が多いような。そんな人間の人らしく変わっていくストーリーなのかな。side-A、side-Bと分けるだけあって、AからBでの落差が印象的。A読み終わってからBの文頭を読んだ時はびっくり。マジか!? て感じ。全体的に、いい話で、いい話すぎて反吐が出るってわけじゃなく、人の汚いトコが見えたりしていい感じ。みんなハッピーハッピーて話も好きだけど、このくらいちょっと寂しい所があってもいいかなと思う。ハッピーすぎず切なすぎず、ダークすぎない本多孝好が大好きだ。と今まで読んだ本多孝好の作品では良いほうかな(一番は「ALONE TOGETHER」)。これを読んで、ボクも五分時計を遅らせてみようかなと思ったが、如何せんボクの部屋には時計がないではないか。


『DDD(2)』

いやあ一冊の4分の3近くを野球がらみで進んでいき、野球好きじゃない人は果たしてついていけるのか? と軽く疑問を感じるが、野球大好きな自分としては全然問題ないわけで、むっちゃ面白かったですよ、今回も。夏で野球て今の季節にぴったりな内容、男2人に女1人て、それなんて時かけ? いやいや血が散り肉がえぐれるDDDですぜ。いやあチワキニクオドレな展開に、手に汗握りながらページがよれよれにならんか心配だったが、文明に感謝。奈須きのこ風のスポコンか、自分には野球しか無くて、打たれたら死ぬという呪いが枷になったり、友と約束したり、どこの少年誌に出しても恥ずかしくない。まあヴァイオレンスやけどね。にしても貧富の差というか格差社会的な今の社会問題も関ってきてたりして胸の痛む場面も多々。そして残りはマトさんの独壇場と言っても良いのではなかろうか。この人の前では誰がどんだけ話のメインをはっていても霞むぜい。イエー。そしてラストはいよいよココロオドル展開に。そして続くって、次は何時になるかわからないが、なんか読み終わったあとのテンションはねむるまで収まりそうに無い、てか寝れるのか(たぶんぐっすりいくけど)? 前巻よりも抜群に面白い。キャラも増えたし、そしてまたその人が素晴らしいテンションじゃし。ぶっちゃけボクは武内崇よりこやまひろかずの方が好きじゃし、最高。それにしてもカイエとか所在とかあんま出ねえのな。カイエなんてほんまに僅か。


『ひぐらしのなく頃に 第一話~鬼隠し編~(上)』

まあ、まだまだ(上)なわけで、惨劇も起こらない温い部活動やらで占められてます。シナリオは当たり前ながら一緒だけど、幕間的な話の挿入も一緒。各章の後ろにちょこっとのってる。まあ正直ヴィジュアルノベルがただのノベルになっただけみたいな。ピンポーンの音におびえたり、レナが豹変した瞬間に背筋がゾクッとなるような音がないから、ちょっと物足りない気もせんでもない。まあ、まだまだ(上)だし、全体の面白さとしてはまだ断定できない。とりあえずレナの「嘘だッ!!!」、と部屋の前での張り込みまでは収録されてて、こっから一気に圭一が狂っていくかと思うと、来月が待ちどおしいです。あと扉絵や表紙絵の殺伐とした感じは最高。それというなれば三点リーダは偶数単位で使って欲しかった。ガッコでもそう習ったし、なんか違和感が。


『暗闇の中で子供』

なんじゃコレ、キモチワルイ。結局なんじゃコレ、キモチワルイ。「土か煙か食い物」の続編。三郎が主人公。なんなんかなあ、三郎が一皮向けるための物語なんかな。まあキモチワルイ。とりあえず、四郎がとてもカッコよかった。家族愛なテーマは変わらなかった。ただ気持ち悪かった。二郎がらみの暴力シーンは、ほんと気持ち悪かった。
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