忍者ブログ
ADMINWRITE
[282]  [281]  [280]  [279]  [278]  [277]  [276]  [275]  [274]  [273]  [272
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



『獣たちの夜』

コミックもアニメもBLOODはすべて読みましたが、押井守自身が書くBLOODは一体どんな物かとページを開くと漢字だらけ。ビックリするほどの量。大丈夫か、読みきれるのかと危惧しましたが、結構面白く読めた。当時の学生運動を実態と少年たちの足掻こうにも足掻ききれない、中心にいても深く関れないでいる絶望。暗い、ひたすら暗い。そしてこの暗さがたまらない。後半の永遠に続く哲学の長ゼリフ、人間とはどういう生き物なのか。深い、とにかく深い。言葉にならないくらい。小夜も翼手も殆んど出てこず、さらに気が狂うほどの長文、アニメ的な展開目当てだと確実に引いてしまう、かなり読者を選ぶ本だが、それさえ乗り越えれば必ず何か残してくれる作品。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
(10/18)
(07/23)
(08/15)
最新TB
プロフィール
HN:
といちゃん
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析

Designed by 湯月   Material by ウタノツバサ
Copyright c [ 10階3-1 ] All Rights Reserved.

忍者ブログ [PR]