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『機械どもの荒野』

やっぱり、この人は面白いなあ。軽口や皮肉が飛び交う会話は、最高。SF設定も深くて実際ありそうな近未来像に考えさせられることもあるし、野蛮な内容だけどそこまで男むさくない。やっぱり、この人は面白いなあ。ただ、本屋で見つけたときは、まさか新刊かって思ったけど、再版のようで。一体、「星界の戦旗」の続きはいつになるのですか、先生。
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『ちーちゃんは悠久の向こう』

大分長い間本棚の中に放置されていたが、遂に読んだ。普通に青春小説なんかなと思ってたら、ホラー。しかも重い。でも、とても読みやすく、面白かった。初めて乙一を読んだときのような読後感。絶望的で、切ないのだけど、重くのしかかるような物ではない。これも一種のセカイ系でヤンデレなのかな。キミとボクしかいらない狭い世界で壊れていくっていう絶望。ラストの展開は秀逸すぎる。衝撃すぎる。あまりの面白さに1時間半ほどで一気に読了。ハマッタ。映画も見たい。岡山じゃしない。いくか広島。侮ってたよ。明日もう一回読もう。


『神様家族Z』

ホントに出たんだ。本屋に行ったら何か見覚えのあるのが摘んでてビックリ。驚かすなよ。そんな神様家族だけど、いやはやなんかもうわけわからんね。でもまあそんなもんかって思ってみれば、普通に面白いんだけどね。相変わらずしんみりとしたとこと分けわからずハイテンションなとこのバランス力はさすが。で、結局コレはまだ続くのか、それとも一回こっきりなのか、いや続くのだろうケド、なんかすげえね。なんがなんかわからんけど、すげえね。それにしても、表紙のテンコはなんか爬虫類っぽい。


『タカイ×タカイ』

巻を重ねるごとに西之園萌絵の出番が増えてるのが最高。いいよいいよ。ていうか今巻、事件がどうのこうのより、人間関係やら物語の裏側やらが気になって仕方がない。色々と匂わせすぎ。なんなのさ、どうなのさ、彼女はあの人なのかって読んでて気になるところばかり。各務かい? 各務なのかい? 何か自分の中で段々と事件がどうとかいう興味が薄れてきてるのは、自分でもどうかと思うが、今巻は特にそういうところが気になって仕方がなかった。


『空の境界(下)』

思わず表紙見たときにガッツポーズしたね。やってくれるね。最高ですね。言うことないね。この作品がボクに与えた衝撃は膨大だね。11月に出てからもうラストかと思うと、時の流れは速いね。「忘却録音」「殺人考察(後)」「空の境界」と全部ヤバイね。カッコイイね。パンチラインの連続だね。特に、この物語で最高の名台詞名シーンのあの場面は何度読んでも感動だね。ていうかアレ以上は、ボクはまだ出会ってないね。こんなにもボクを虜にした作品を―― 一生、許さない。


『キラキラまわる』

今回の表紙はとても気に入ってます。内容は面白いのだけど、ちょっとボリュームが足りないかな。刊行ペースを緩めて、量を増やして欲しいなと思う。ただ祥子さまの運転する車に乗って、遊園地で遊びました。それも、みんなで。それだけな気がする。それに、志摩子さんの設定はものすごく後付っぽいし、要らんくね。それよりも可南子と瞳子の二人のパートを増やして欲しかった。ただ表紙は物凄く気に入っている。


『空の境界(中)』

なんで橙子さんの髪型はかわったのだろうか? 別にねえ、いいのにねえ。中巻、結構ぶ厚いです。文庫版になったから読みやすいとは思うけど、この厚さはねえ、やっぱすげえや。内容は良さ言わずもがな。矛盾螺旋まで。つまり式が着物を着て日本刀を振るう場面があるわけで、最高。あと、講談社ノベルス版の笠井潔の最早解説というか解析のような後書きに比べて、こちらの後書きのほうが読みやすいし、有名な方が毎度書かれるので、その辺も楽しみ。


『探偵伯爵と僕』

伯爵と名乗る男と少年のある夏のミステリ。やっと読めた。こんだけスラスラ読めるなら、ちょっとした暇に読めてたかなって思えてしまうスムースさ。特に、後半のスピード感。初っ端から哲学のような文章に、さらに子ども視点という純粋さが相まって結構考えさせられたり。ラストのラストまでサプライズな文章。やっぱ森博嗣は良いね。
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