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『バス走る。』
佐原ミズの珠玉の連作短編集。淡く切なく温かい物語の数々にボクのポケットのなかのありがとうは一杯になって、今にもあふれ出しそうです。バスを軸に関りあう人たちの物語は、実際そう上手くはいかないもんだろうになあと思ってしまいそうだけれど、この人の優しいタッチの絵柄だと、どうにも癒されてしまう。才能。みんなこの人のもつタレントに触れるべき。すべてがすべて甲乙付けがたい名作だが、特に気に入ったのは2話目。4年――5年たっても変わらない一途さにグッと来る、グッドチューン。そしてメロディとやらに収録された短編2本はもはや神がかり的。とくに「ナナイロセカイ――メガネ泥棒」は素晴らしい。なにってメガネだし。自己中心的な考えでおこるちょっとしたすれ違う二人はみてて楽しいし、なによりメガネだし。度が入ってないのはちょっと許せないけど、このメガネの存在理由は素晴らしい。ありがとう。収録作のクオリティ、雑誌掲載時まんまのカラー頁、凝りに凝った装丁。この内容で1200円という値段設定を、高いととるかか、安いととるかか、妥当だととるかは人それぞれですが、個人的には安いぐらい。驚くよこれ。
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『天獄(3)』
たしか1年と9ヶ月ぶりぐらいの新刊だろうか。別にうっぱらおっかなて思うこともしばしばあったがそれでも未だにウチの本棚にある理由は、一重にメガネのおかげですよ。何かといるメガネキャラ。ほんと魅力的なメガネばかりで溜まりません。決してそこ重視の漫画じゃないですけど、メガネは偉大です。そりゃうたたねひろゆきの書く綺麗な絵に、奇抜な構図やら、謎だらけのストーリーだとかも良いですけど、やっぱメガネがええ。それに今巻砂姫さん(メガネ)とディアナ・カッセルとの戦いが熱すぎる。影を使うなんてカッコよすぎですよ砂姫さん(メガネ)。謎だらけの展開はいずれわかるとしても、ちょっと刊行ペースが遅い気がしますが、メガネがある限り買い続けたいと思う。今巻も面白かったしね。
『イエスタデイをうたって(5)』
僕が一番好きな漫画。約3年ぶりの新刊。話は佳境に入っていこうとしているのか色々と人間模様が変わってきてますが、ゆっくりゆっくりと、一体いつ終るのか。まあそこが良いところですけど。なにが面白いのかって、この人の漫画はうまく言い表せられないけど、なんか魅力的で面白い。じんわりと染み入っていく感じがたまらない。巻を重ねるごとにますキャラクターの魅力。主人公たちはもちろん、脇役たちまでみんな素敵。特に品子の同僚のメガネの先生とか。こんだけオモロイのにまた出るのが2年先になるのか3年先になるのか、わからない。短期シリーズ連載なので終り方が特別引きが強いとかないので、むしゃくしゃすることはないですけど、早く読みたい。
『ハヤテのごとく!(11)』
とても華やかな表紙。こういうのを買うのが昔は物凄く恥ずかしかったのに、今はもうそんなこと全然思わなくなってしまった。馴れって怖いね。それにしても今回カラーが多いですね。ほんとGS美神の10番代の頃みたい。80年代のうる星やつら、90年代のGS美神、んで今ハヤテのごとく!とこういった基本1話完結で時折長編っていうスタイルは良い。気楽に読めるし、ネタがある限り終わらんし。良い漫画ですね、正直こんなに続くとは当初思ってなかったけど、今じゃアニメ化ですしね。しかもアニメのHPにはGAMEの欄あるしね、スポンサーにひと悶着あったコナミをつけるぐらいだしね。すげえよ。でもちょっと最近モテまくりなハヤテがにくくなったりしますけど、オモロイわ。今巻は西沢さんのgoodENDや、ヒナギクがダブルスコアでぶっちぎった人気投票が収録されてたりするけど、一番輝いてたのはサキさん。4ページしか出てませんけどね。やっぱメガネはマチガイナイ。もっと本編で出て欲しいよ。
『魔法先生ネギま!(18)』
学園祭が終って、ちょっとクラスメイト編して1学期終了で第1部完。長かったですね。でもまだこれで大体半分だとかなんだとか。どんだけさ。別に良いけども。本誌では、コマは多いし文字も多いので流し読み程度でしたけど、じっくり読むとストーリー以外にも見所多いですね。なんか知らんけど、柿崎のおでこに魅力を感じてしまったボク。何でだろうか、全然興味なかったのに、いいねえ。メインの話なんて一つもないしあんまり登場もしないけど、あのおでこを無意識に探してしまう。何故だ。あと千雨と茶々丸のペアはいいね。茶々丸が千雨の腕を引っ張ってるトコとか。ぜひともこの二人の話をやって欲しい。2話ぐらい続けて。別にネギとかアスナとかどうでもええや。