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『エンジェル・ハート(25)』

海坊主のネタは意外と引っ張るのね。ていうか海坊主はいいキャラだよね。ていうかシャンインの印象が今巻むっちゃ薄いね。ていうかほとんど空気。ていうかもうこれ25巻なんだよね。CHITY HUNTERは35巻までだったけど、コレもそのくらいで終るのかね。今のところカメレオンが敵役として頑張ってるけど、彼を倒して終わりなのかな? でもちょっとラスポスとしては弱いかな? かな? 
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『聖☆おにいさん(1)』

タイトルを見た瞬間「聖☆おじさん」を思い出し、そういや「聖☆高校生」ってマンガもあったなとか、色々と記憶がフラッシュバックした末、衝動買い。しかし大正解。おおいに笑わせて貰いました。熱心なキリスト教徒や仏教徒が見たらどんな思うのか気になりますが、無宗教のボクとしてはすべてをギャグで済ませられて面白い。異常なほどに宗教に関心のない日本だから許されるような作品。ブッダとキリストが織り成すなんともいえない温い下界生活。手塚治虫信者で真面目なブッダに一日一万HITブロガーのキリスト。特に遊園地の回で、ジェットコースターで悟りをひらいたブッダに爆笑。「あんな穏やかなハンズアップみたことねえよ」はパンチライン。他にもブッダやキリストにまつわる話をすべてギャグに昇華されていて最高。泳ぐのが嫌だから湖面を歩いたキリストとか。次が出るのは、大分先のようだけど、これからのブッダとキリストの同居生活には大いに期待。


『傷』

続々と映像化される乙一の作品を清原紘が漫画化してるけど、いいよねこの人。絵柄もとてもいいし、原作を壊さない程度のオリジナル要素は、原作を知っているこちら側としては、また新鮮な感じでいい。今作もラストが素晴らしかった。てか素晴らしすぎてビックリした。映像化されるからなだけだろうケド、ココまできたら、スニーカーから出た短編全部漫画化すれば良いのに。特に「華」を。ボク大好きなんだあれ。あとは「マリアの指」とか。いやまあそれ以前に「鈴木姉妹」を出して欲しいのだけどね。


『しおんの王(7)』

悟さんが紫音に負けたとたん、今までの悪役っぷりが嘘のように薄れ、なんだかいい人に見えてきた。紫音に負けて自分の弱さに気付いたからだろうか。そして今度は一気に名人が悪役に。いや、そもそもこの人は最初からとても怪しげだったんだけど、実際に犯人として名前が挙がると、作者も意識してなのか知らないが、とても怪しい。うん、将棋ものとしてもミステリとしても盛り上がってきましたよ。それにしてもちょっと残念なのは沙織さんと久谷くんの絡みがちょっと少なかったこと、彼女はもうあんな怪しげな名人はほっといて久谷くんに行けば良いのに。かれは、メガネだし。


『星は歌う(1)』

去年ボクはふと「フルーツバスケット」を一気に購入して、そして感動したわけで。それはもう、全23巻もあるにしろマンガを読んであんなにも感動したのは、初めてだったわけで。そんな高屋奈月の新作を買おうか買うまいかどうしようかと悩んだ結果、結局買ったわけだけどその判断は間違っていなかった。まだはじまったばかりで謎だらけだけど、主要人物たちのもつ暗い部分は「フルーツバスケット」ばりに深そうだなと思う。とくに主人公の薄倖っぷりは本田透ばり。これから一体どんな物語が繰り広げられるのかはとても楽しみ。


『ささめきこと(1)』

一回アライブで読んだことがあって、なんか良さそうだった気がしたし、表紙にメガネさんが載ってたからから購入。ボクが今まで読んできた百合ものっていえば、「乙女ケーキ」しかり「かわいいあなた」しかり「青い花」しかり、どことなく切なさが全体的に漂ってる感じだけど、この作品は切ない感じではあるものの、結構笑いの要素もあったりして、明るい雰囲気。それでも女の子どうしなんておかしいと、結構現実よりな世界観なため、物語としては辛いことが多い。主人公(メガネ)は、とても報われない子で、可哀相なぐらいだけど、これからの展開でどうなっていくのか。


『ハヤテのごとく!(14)』

初登場以来着々と人気をあげているのかどうかは知らないけど、メガネ好きのボクとしては、メガネ分の少ないこのマンガにおける救世主だと思っております。メガネは偉大だぜ。そんな千桜さんが表紙やらカバー折り返しやら本編やらで、ずっと俺のターンとまではいかなくとも、7割ぐらいは彼女のターンといっても過言ではない活躍ぶり。いいねえ。ホント、色々あるけどメガネが素晴らしすぎてどーでもいいや。とりあえず、メガネ最強です←結論。あとは、西沢×ヒナギクで百合っちゃって、マリアさんとハヤテがもっと近づけばなと思った巻でした。


『ひぐらしのなく頃に怪 現壊し編』

最初読んだ時、一体何が起こったのかわからなかった。思わず背表紙を確認した。別に1とか書いてなかった。そうだ、これはボクの理解力のなさのせいだ。そう思って2回目を読み直した。しかしどう考えてもわからなかった。これで本当に物語りは終わりなのか? どうやら本当に終わりのようだった。いや、もしかするとまた再開されるかもしれないけど。終わりらしかった。面白いのにさ、もったいない。まあその辺りがもやもやなままだけど、ページ埋めに収録されたのかどうなのかはわからないけど、鬼曝し編の舞台裏とアフターものはとても出来が良くて、満足。それだけでもコレ買ったかいはあったかなって。
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