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日本語ラップを聴き始めてから結構経ちますが、最近は日本語ラップ離れが進んでいます。どんな音楽が好き勝手いったら日本語ラップですけど、最近のには付いていけません。かっこいいのはいっぱいいるんですけど、別にCD買うほどじゃないなとか、コレなんてRIPみたいなのや、もう皮膚移植しちまえよみたいなのが多く、特にボクがそういうのをあまり好まないせいで、聴く量がだんだんと減っていきます。今年発売で買ったものは、IFKとkenthe390だけ。よく聴くとなるとTHA BLUE HERBに90年代(特に半ば)、後は降神、イルリメ(この辺りはもはやHIPHOPと読んで良いのか)、それにアメリカもの。世に出る日本語ラップの量は増えましたが、ボクの好きになれるようなものが少ない、あんなに聴いていたNITROも今では、カッコよさがあまりわからなくなってきだした。所謂オーバーグラウンド(ドコをもって定義するのかわかりませんが)からはずれ、関西勢に手を出してみる、たしかに今世間的に騒がれているようなものよりもボクは好きな部類ですが、降神やイルリメ、BOSSを初めて聴いた時のような衝撃は無かった。そんななか、僕の耳に飛び込んできた「キリコ」というラッパー。CISCOのHPをさまよっていた時に見つけたんですが、この人のフローと歌詞はボクのストライクゾーンど真ん中を抉るものでした。雰囲気は降神のようでBOSSのようで、でもパクリじゃなくキリコのもので、キャラかぶりまくりの今のラッパーには無いものをもっていました。歯に衣着せぬリリックも共感できるものばかり、彼のリリックにはHIPHOPへの愛と憎しみが感じられます。トラックもボクの好きなエロクトロニカやジャズ。11月にフルアルバム発売らしく、予約せねばなりません。まあ結局、所謂アングラ(コレも曖昧だ)っていうものになりましたが、ボクはこういった類の音楽が好きらしい。
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