
『ちーちゃんは悠久の向こう』
大分長い間本棚の中に放置されていたが、遂に読んだ。普通に青春小説なんかなと思ってたら、ホラー。しかも重い。でも、とても読みやすく、面白かった。初めて乙一を読んだときのような読後感。絶望的で、切ないのだけど、重くのしかかるような物ではない。これも一種のセカイ系でヤンデレなのかな。キミとボクしかいらない狭い世界で壊れていくっていう絶望。ラストの展開は秀逸すぎる。衝撃すぎる。あまりの面白さに1時間半ほどで一気に読了。ハマッタ。映画も見たい。岡山じゃしない。いくか広島。侮ってたよ。明日もう一回読もう。