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『ExPerience the ill dance music』
北海道といえばTha Blue Herbの印象が強く。正直このMic Jack Productionの方にはあまり注目してなかったのですが、コレの作品を聴いた瞬間、「すみません、ボクがバカでした」と北海道とオーストラリアに向けて土下座してしまうほどの素晴らしさを持っていた。どの曲も青白く燃える炎のような熱さを持っていて熱い。「Emotional Mic」は今作で唯一5分を切る作品ながらMJPの持つ魅力を簡潔に詰め込まれている。そして次の「Jail Bird」でまずやられる。只今服役中のBIG JOEへ送られた曲で、各MCのBIG JOEへのリスペクトが感じられる。さらに次の「The Bright Age...」は聴いた後まさに開いた口がふさがらん状態。戦後日本を彼ら流に斬った一曲、ラスト間際の短いスパンの激しいMICパスは圧倒される。次の「Natural」はまさにill dance musicな曲、彼らの世界観たっぷりのリリックにループミュージックは聴いていて気持ちいい。そして最後に構える「Seven Seas Voyage」は間違いない名曲、所謂クラシック。DJ DOGGの作るピアノ基調で透明感のあるトラックは聴いていて気持ちよく、それに乗るBIG JOE、LARGE IRON、INI、JFK、YURAの各MCのラップが神がかっている。特にYURAは一体どうゆう状態ならあんなに素晴らしいラップが出来るのか疑問に思うぐらい凄い。今作で唯一BIG JOEのラップが聴ける曲でもあり、そしてそのラップがカッコよすぎる。マジで聴いていると涙が出るぐらい直接魂へ届く名作。6曲で2000円はちょっと割高かなと思ってたけど、とんでもない。「Seven Seas Voyage」だけでも2000円出す価値はある。さらに高水準の楽曲がそろってるのだから決して高くはない。是非買うべき。
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