
『ピアノの森(13)』
音楽漫画の、のだめカンタービレがドラマにもなり人気ですが、このピアノの森も知っておいて欲しい。うわすっげえ、と瞬間風速的な面白さは気付きにくいものの一定以上の面白さで、気付いたら時間がたっていてすぐ次が読みたくなる作品。登場人物の背負う過去や人間関係が深く、すぐに感情移入できてしまう。作品の持つ雰囲気に知らず知らずの内に引き込まれていってしまう。ショパンコンクールでの初登場人物たちの生い立ちや境遇がまた凄まじそうでこれからいっそうの盛り上がりが出ること必至。映画にもなるようでぜひとも読んでもらいたい作品。それにしても表紙の透明感溢れるカイがカッコよすぎる。
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