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『今はもうない』
今回はここのところよく登場する萌絵の叔母様の話。萌絵そっくりだけど、さらにそれの上を行く行動力は見てて面白いです。犀川先生と萌絵は途中の幕間にしか出てこず、物語は完全に叔母様中心で回っていきます。ミステリーは理系ではないですが、全く先が見えない謎、トリック解いてみたら何だこんなもんかと思うようなものですが、決定的な証拠が出ないまま、そして最後の最後まで犯人が不透明なままで引っ張るのでかなり焦らされます。最後までワクワクが止まらない。ただ痴情のもつれとかいうのは個人的にあまり興味が無いので、そういう意味では普通の作品。最後の犀川先生と萌絵の会話は、いつもどおりの難解さと新しい発見があり一番好きな部分。やっぱり犀川先生が絡まないと面白くない。
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