
『τになるまで待って』
この作品犀川先生がカッコよさに尽きる。登場したった五分で事件を解決。さすが、圧倒的。Gシリーズでは出番が少ないが、貫禄が違う存在感。今作では事件だけでなく日常的にも陥りがちな思考への指摘。為になる台詞も多い。そしてボクも建築を学んでるので気になりやたら目に付くのが専門用語。それなら最初に書かれてる平面図で気付かなきゃならなかったのかも知れないが、まあ終ったことさね。それにしても色々と明かされない謎、さらには張られまくる伏線。真賀田四季の名前や、睦子叔母様は一体何を知っているのか、等々。この伏線がいつ明らかになるのか、そのときくる衝撃に期待。
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