
『エトセトラ上等。』
前作の「ジューンブライド上等。」で一区切りとなり、今作は小休止か短編三編、プロローグを含めたら四編を収録。とはいってもどの物語も深いところではつながっている部分もある。長編のようにジェットコースターのような疾走感はなく、鉄平も出てこないが、さすが上等シリーズと言うか熱さは変らない。むしろ短いなかで一気に燃えあがるので、短編の方がオモロイかも。今作の脇役たちの活躍が、後々の展開にどう影響するのか。いやはや良い話でした。百合全開だったり、ちょっと真面目に文七がカッコよかったり、大目玉とゆかりだったり。ちょっと茜さんがあざとすぎな気もしますが、僕が好きだから良し。
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