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『ドリーム』
楽しい。とにかく楽しい、そしてオモロイ。まずある2つのイントロから楽しいし、3曲目の「Bay Dream」は名曲。つかみから最高。そっからはもう耳当たりの良く、さらにユーモアたっぷりの楽曲が盛りだくさん。CD聴いていてこんなに笑ったことはない。個人的に好きな「魔太郎が来る!」はタイトルからニヤリとしてしまうし、シンゴ西成との「音楽遊び」は最後のしつこさに笑ってしまう、さらにのんべえっぷりを唄った「横浜×藤沢 酒呑みRap」はDEEP SAWERの二人が完全に持ってってる、ラストの「貸借(PAY BACK)'07」にいたっては金貸してとシャウトして終るし、アルバム通して楽しい所ばかり。かと思えば、「P.E.A.C.E,」のように今のシーンに憤慨しているような曲もあれば、タイトルどおりのラブソングを魅せてくれるTARO SOULとの「LOVE SONG」があったりと、笑い一辺倒にならなずバランスが良い。すべてが別のトラックメーカーの個性が豊かなせいで、没個性的になるわけでなくすべての楽曲がキャラ立ち。しかし稀代のオリジナルトラックメーカーのEVISBEATSも曲順の悪さか、次の「横浜×藤沢 酒呑みRap」に完全に食われてます。悪くないんだけどね、次の曲が凄すぎた。サイプレス上野のラップはきちんと韻を踏んでくれるから好き。ユーモアたっぷりのなか、まじめにカッコイイパンチラインがあったり、面白いパンチラインがあったりと、リリック面でも言うことなし。ロベルト吉野のスクラッチもカッコよすぎる。CDを再生してから止まるまで、切れることなく楽しませてくるこのアルバムは間違いなくクラシック。マジで楽しい。
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