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『黒博物館 スプリンガルド』
改めて黒髪の素晴らしさを知った。そして、コレを読んだら誰もが黒髪に惚れ直すはず。と、そんなことを個人的に感じてみたのだけど決してメインはそこじゃない。それにしてもやっぱ藤田和日郎はいいね。考えさせらることばかりだ。エンターテイメントで熱くて泣けて、まるで道徳の教科書のよう。今回も短いながら、登場人物の心の闇や成長やを描かれた傑作。ウォルターが哀しい男なのだが、カッコイイ。この人の描く主人公は、大抵かっこいいけど、例に漏れずカッコイイ。ラストの戦いは、ひねくれモノのボクが思わず何も考えず応援してしまうほど。ここまで死なないでくれと思ったのは最近読んだものにはない。感動。そして外伝では、とても大人になったウォルターが姪の為に大暴れする様なんか惚れるね。面構えはおもいっきし悪役なのに、このカッコよさ。正直、本編よりそんな外伝のほうが好きだったりする。子どもたちは一生懸命で可愛いし。手じゃなく袖を握るとこなんてぐっと来るし。もうマチガイナイな。それに女性キャラはマーガレットもキュイーターさんもとても魅力的で、素晴らしかったです。やっぱ藤田和日郎はいいね。
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